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CONCEPT
コンセプト
まちごころにふれる茶邸
誇り高いセンスと傾奇く心意気
茶の湯の心でもてなす我が邸宅で、
主客一体の時を創る。
金沢という“まち”を訪れる客人をどうお迎えすればいいか?
それをとことん考え抜き準備することが、茶の湯の心に通じると考えます。
古くから人が集まる“まち”金沢は、まるで人の性格ようなまちの精神<まちごころ>を持っています。
アゴーラ 金沢は、この<まちごころ>に触れることで、文化の本質を感じていただけるホテルです。
文化のリレーを繋いでいる“ひと”と結びついた魅力的な体験を通じることで、<まちごころ>に触れ、
単なる「観光」では及ばない、文化の魅力に浸れる滞在となるに違いありません。
お客様自身が、自分の中にも<まちごころ>の芽を見つけて持ち帰っていただけるように。
そう願いながら準備をしてお待ちしております。
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加賀百万石の城下町「金沢」は
一途に文化を深めた稀有なまち。
金沢は加賀百万石の時代から
武家文化でありながら、庶民にいたるまで、
茶の湯を嗜み、小唄を口ずさむ。
そんな日本の中でも、特に文化の薫りに溢れたまちです。
様々な文化が互いに影響しあい、
豊かな工芸文化に心動く。
金沢を中心に豊かな工芸文化が今もあります。
伝統に裏付けされたものづくりの精神は、
金沢人の美意識の結晶のように美しく、
金沢の<まちごころ>を写し取っているかのようです。
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石川金沢の文化を育んだ
まちの人々の思いが詰まった空間
アゴーラ 金沢の空間は、金沢を中心とした
地元の人々によって作られています。
県木である能登ビバをふんだんに使い、
そこここに金沢の文化の匂いが散りばめられています。
地元の職人気質をみつけ、
そしてその質感を味わってほしい。
いちえ・ラウンジの広間の茶の湯をイメージした、
能登檜葉の天井の下に人の集いが生まれます。
その天井に吊られたパネルには、
加賀藩2代当主の前田利長が築いた高岡に伝わる
高岡銅器の伝統の技が込められています。
ギャラリーの特徴的な棚には、釘を使わずにしなりを生かし
強度を出す伝統的な継ぎの技を駆使しています。
そのほかにも古来から伝わる加賀染の暖簾や、
地域の住まいにも取り入れられてきた
輪島に代表される漆塗りなど、
あちこちに文化の肌触りを感じることができます。